小さな村の小さなレストラン #3
2007年 07月 26日Georgia が気を利かせてくれ、到着した夜のディナーテーブルを予約しておいてくれた。
はじめは、着いた夜は、近くの町のスーパーへ買い出しに行き、BBQでも。。。
なんて思っていたけれど、実際に子連れパリからの移動は、常に前倒しに余裕を見て
行動する為、想像以上に時間がかかり、到着したその夕方には、もうヘトヘトになっていた。
モノは試しにと、あまり期待せず、そのPernes-Les-Fontainesにある唯一の?!
レストランで今宵は締めくくろう。。。
Giorgiaの手書きMapは、素晴らしい程よくわかりやすく、ちゃんと目的地へ到着。
5分足らずでPerne-les fontainenのダウンタウンに着いた。
外観は控えめで、ガチョウの絵がこの店のマークとなっているらしい。
店内はとてもCozyな雰囲気で、ご家族や年配カップルで賑わい既にほぼ満席であった。
家族で営むこの村の小さなレストラン。。。さてお味は如何に?
まずは、前菜に「スモークサーモン」をチョイス。
艶やかで瑞々しいとてもフレッシュなスモークサーモンにギュッとレモンを搾って。。。
ダディーは、鶏レバーや生ハム、ラグドン(厚切りベーコン)の
盛りだくさんサラダをチョイス。バルサミコ酢が食欲をそそる一品。
ダディーの選んだメインはホタテのパイ包み、サフランライス添え。
サフランの香りと共に、サクサクパイの中にはクリーミーなベシャメルソースに
ぴったりのキノコそして甘〜いホタテ。
私の選んだメインはオーソドックスな「 Coq au vin (コック オゥ ヴァン)」
鶏の赤ワイン煮。
見た目はかなり大雑把なイメージだが、お味は最初の読みをアッサリと裏切った。
これがまた赤ワインのコクと鶏肉の形がなくなるまでコトコトと煮込んだ家庭的な
味わいで絶品だった。
最後にデザートメニューがポンとテーブルの上に置かれる。これまたガチョウを
象った木製の板に貼付けた手作りのかわいいメニュー。
やっぱりフランスはクレームブリュレでしょう。。。と迷わずチョイス。
見た目もお味も「家庭的=ちょっと見た目は。。。笑」。濃厚でクリーミーなこれぞ
フランスのママンの作るクレームブリュレ。
自然と笑顔を浮かべてしまうような温もりを感じる小さな幸せの一時でした。
by melichan2004
| 2007-07-26 00:35
| 南仏